11月29日雷雨

ここのところ毎日豪雨だ。今日などはものすごい雨量で家の周りからほとんど外へでれない。
それでもクニンガンの前日なので豪雨の中、前に住むアグンライの家族がラワ―ルをもって来てくれた。
今年は雨季の到来が遅かったがここにきてそのつけを一気に清算している感じだ。
眼下の渓谷の川も爆音をたてて水かさを上げている。実は私は豪雨のバリが好きだ。全ての植物が
潤って成長しているのが肌で分かる。外で絵が描けないがそうなれば描かないまでだ。ただ、
ぼーっと雨を見て、川の音を聞いているのも悪くない。こういう日はどこにも行かない




(雨を家のテラスから撮ってみる。眼下の渓谷も荒れ模様だ。)

    









11月20日曇り


今日はガルンガンだ。夕方から子供たちのミニバロンがでた。私のギャラリーの前にも踊りに来た。
いつも息子が一緒に遊んでいる近所の子供たちなのでギャラリーの前で
長い間バロンを舞ってくれた。お布施は30円ほど。
スーパーマーケットも正装をした人たちでいっぱいだった。店員さんも全員正装している。

それにしても一昔前、店はガルンガン当日は全て閉まっていた。近年はスーパーはすべて開いている。
生活者にとっては便利だがメリハリがなくなってきたともいえるし、「凛」とした生きざまも少なくなってきた。
バリは年々便利になり、年々「気」が薄くなっていく。この流れはもう誰にも止められない。
日本が歩んできた大消費社会の道をバリも歩んでいるだけのことなのだ。





      (↓私のギャラリーの前でバロンを踊る村の子供たち。)     (↓スーパーにきた客も店員も男女ともほとんどすべてお祈りの正装)

     








11月16日晴れ時々曇り


20日からガルンガンが始まる。ガルンガンとは日本のお盆と同じ。
こちらの暦は6ヶ月周期なので、1年に2度お盆が来る。もう村中どこへ行ってもペンジョ―ルだらけ。
私の画廊の前にも真新しいペンジョールが飾られた。アグンライが亡くなってから最初のお盆だ。
19日は儀式料理を捧げる日、つまりラワ―ルを食べる日でもある。

PS:おかげさまでチャリティに出した絵が先日売れた。ほっとしている。


(↓ウブドウのセンターもペンジョ―ルでいっぱい。    ↓ 私のギャラリーの前にも。これがあると空気がなごむ。)

        







11月9日晴れ


今日はテロ事件の被害者救済のための大きなセレモ二イがウブドウでおこなわれた。まず町中を行進した後
広場に集まって夜までいろいろんなイベントがおこなわれた。大勢のウブドウの人々や外国人たちが参加していた。
私や宮嶋が出品したチャリティの展覧会も今日から開かれた。



(何キロも続いた行進。被害者の追悼の意もこめてサロンは黒。Tシャツはこのセレモニイのためのもの。)

      





(ぞくぞくと広場に人が集まってきた。)

    







11月3日晴れ


最近どうもウブドウはすいている。メイン道路、モンキーフォーレスト通り、有名レストランも昼間に限らず夕方も
ツーリストにさほどお目にかかれない。日本人はちらほら通っている。観光業界の人たちはマジで大打撃だ。
潰れるホテルや生鮮食品店も結構ありそうだ。何とか工夫して乗り切って欲しい。

11月9日から被害者救済のチャリティイベントが王宮の周りでおこなわれる。スポンサーの看板もかなり増えてきた。






(ウブドウのセンター午後5時。観光客の姿は少ない。右は有名なレストラン。例年ならこの時刻は結構客がいるんだが…)

                






(王宮前にたてかけられたチャリテイーのスポンサーの看板)











10月25日晴れ


最近、息子は「焼いも」に凝っている。夕闇迫る渓谷を眺めながら枯葉をたくさん集めて焚き火をしながら
焼きいもを焼いている。焚き火が終わったあともすぐにはいもを取り出さず、1時間ほど灰の中でじっくり
芯まで焼き、ほくほくにする。2時間たっても灰の中はまだ熱々だ。私や宮嶋にもおすそ分けしてくれる。
自分の敷地で息子が焼きいもを焼ける幸せを感じながら2日に1回は食べている。

11月に爆弾テロ事件の被害者救済の催しがウブドウのセンターで行われる。
私も宮嶋もチャリティのグループ絵画展に参加するつもりだ。
町のホテルやレストラン、ショップも売上の何割かを寄付する模様。
できそうにないことを背伸びしてしようとは思わないが、できそうなことはやっていこうと思っている。






(焚き火は何歳になっても面白く、飽きない。もう10日間も雨が降らないのでたくさんの落ち葉が乾燥し、燃料には事欠かない様子。
バリのサツマイモも日本と同じく甘くて中はほくほく身が詰まっている。いもは近くで掘っったのを貰う。)

   









10月21日晴れ
満月


今夜はよく晴れてきれいに白い満月が見えた。私の周りでどのようなことが起ころうが
月は同じように私達を照らす。この、何を信じていいか分からない真っ暗闇の中で、月や花は
いつもと変わりなく私の心を何度も洗ってくれる。1週間ほど前に敷地に来た2匹の猫も自然界の中ではとても優しい存在だ。
彼らには人間のもっている「底なしの無限ともいえる業」はない。彼らを何時間も見ていると少し気持ちが落ち着く。

なお、事件の後、外国人のけが人は現在ほとんどがすでに帰国、またはシンガポールで治療している模様。
しかしインドネシア人のけが人はまだ45人以上デンパサールの病院で入院中。






何があろうが満月は昇る。不変だ。






猫は私達より地球に優しい












10月19日晴れ


昨日からウブドウ中のほとんどの店や施設で弔意を表す半旗がかけられている。
私がいつも行く自然食品の店でも情報掲示板が設けられていて人々に情報を提供している。ウブドウ中心地にある
カサルナレストランでも情報を提供している。カサルナレストランのオーナーはオーストラリア人で、
懸命に情報を収集している。不足している治療費、緊急医薬品、着替え服、などの確保のため、ボランティアによる
援助を募ってカサルナレストランから日々病院に物資を運んでいる模様。(あたりまえだが現金がやはり不足。)
私も出来る範囲で現金を寄付してきた。できることをほんの少しづつでもいいからやっていくしかない。









(どの店にも半旗がかかる。掲示板や伝言板も何箇所かにある。)


       



(直接寄付される方は下の写真の店「カサルナ」へ。希望があれば領収書も出してくれます。)











10月14日晴れ
私の誕生日


クタでおこったテロから1日たった。ウブドウはいつもより旅行者の数が少なく、少し閑散としていた。
おそらくホテルでじっとしているか早々と帰国を早めて空港に向かっていったのだろう。
いつも行くスーパーマーケットもガラガラだった。現地のバリ人は平常心で暮らしている感じだ。
ローカルテレビでは地獄絵のような現場がそのまま映し出されていた。地獄はあの世にあるのではなく
私の住むこの島にも、そして人の心にも存在するのだ。ということを思い知らされた。





(夕方の4時頃。いつもなら多くの外国人滞在者で賑わうスーパーも今日は閑散)







(テロの3日前に私の敷地にやって来た子猫。彼女には人間達の悪行は別世界のできごと)











10月3日晴れ
王族のお寺の大きな儀式が1週間ばかり続いている。10月3日はそのクライマックス
の日で、大勢の人が踊りの衣装や儀式の服やおみこしで村を練り歩いた。年々ウブドウの
王家の儀式は派手になってきている。しかし莫大な財産を貯蓄している王家にとって
これくらいの規模の儀式は頻繁におこなっている。







(王家の大きな儀式なので衣装も結構豪華である。みんなそれぞれ親戚筋の若者達)

         






(左は神様を呼ぶ歌を歌いながら進む貫禄あるおばさん達。  右が王家の人々。)

          





(ヒンドゥーの神のおみこしもたくさんでた。もちろんそれぞれに演奏のガムラングループがついていた。)











8月20日曇り時々晴れ

大行列に遭遇

今日の夕方チャンプアンの橋の手前で大きな儀式の行列に遭遇した!
近くの村(ぺネスタナン村)の数年に一度の儀式だった。総勢約500人の行列は壮観だった。
ウブドウで一番古いチャンプアンのお寺にいろいろなお供え物や自分達の村の神様たちを
一時的に奉納するためにやってきたのだった。
最近はみんなどの村も服の色あわせやデザインをよく考えているので統一感がある。






(左、行列の先頭の人たち交通整理する役目。右、その次にガムラングループが続く。コスチュームも統一されている)

        







(左3番目は旗や槍を持った人たち。  右、4番目は女の人が煙を炊いて御清めをする。みんなコスチューム統一。)

        







(左、5番目はお供え物を運ぶ。これもコスチューム統一。この人たちはたくさんいて紫のコスチュームがズラリ。右、6番目は神様のための白布を
持ちながら歌を歌うグループ。この歌はどの村も気合が入っている。昔から伝えられてきた独特の節回しだ。ありがたい気分になる。)

        







(左、いよいよ村の大切な神様たちが傘に守られて行進!。このパートの人たちは相当神妙な雰囲気だ。
右、村の守り神の代表である「バロン」!!)
  

        







  (左、これも陰の守り神である「ランダ」! この後延々と人が続いて最後にまた別のガムランで締める!これまたコスチューム統一)

                       










8月15日曇り

今日は日本では終戦記念日だがインドネシアはあと2日で独立記念日だ。(8月17日)
ウブドウのすべての道や店やホテル、役所がインドネシアの国旗で埋め尽くされている
催し物も日に日に多くなってきた。国旗の数も年々増え続けている。
この国の人は旗がとても好きなのだ。これでもか。っというくらいたくさん掲げている。


(左、王宮の前もここ数日渋滞気味。右レストランの前も国旗だらけ)

    




(左、モンキーフォーレスト通りも旗だらけ 右ウブドウの役場もご覧の通り旗旗旗…)

    









8月10日晴れ時々曇り

買い物帰りに渋滞に巻き込まれてしまった。お寺の儀式(オダラン)かと思ったら
村の広場で大きな踊りのコンクールをしていた。近年はこのような催しがどこでも
行われている。みんなアイデアいっぱいの出し物を披露していた。




(オリジナルのバロンダンスを踊るグループと審査員たち)








8月4日晴れ

アグンライの家で飼い始めた猫が今日はぬいぐるみの上で寝ていた。とても可愛いので
つい写真に納めた。買い物帰りに道ばたに猿がいた。近くに猿の森があるのでえさを求めて
はるばる遠征にきたのだろう。これはこれでまあかわいい。





(左。この猿は人に慣れていて餌をねだっていた。右ぬいぐるみを2つも重ねて贅沢!?)

       










7月24日満月(プルナマ)

昨日、前にあるアグンライの家の内寺の大きな儀式があった。儀式が始まると女の人たちが
敷地の要所要所にに聖水をかけてお祈りをしていく。お寺も綺麗に飾られてたくさんのお供え
ものでいっぱいだ。親戚一同が集う日でもある。
今日の満月は雲との関係がとても美しく幻想的だった。





(彼らの暦は6ヶ月が1サイクルである。若者もとてもまじめに参加している。)

      




(左は自宅の木々も入れて真下から横構図で夜の11時ごろ撮影したもの。白い雲との関係が幻想的だった。)

      











7月18日晴れ時々曇り


用事で久しぶりにデンパサールに行く。相変わらずデンパサールは暑い。アスファルトと車の量も
影響しているのだろう。ほんとうに活気があるがせわしい街でもある。そんな街でもまだ馬車が
車に混じって走っている。今日も私の前を馬車(ドッカル)がパッカラパッカラのんびりと走っていた。
いにしえと現代が混ざるなかなか懐の深い州都である。いったんデパートに入るとウインディーズや
ダンキンドーナッツがあり、海外の有名化粧品がひしめいている。DVDも最新コンピューターも何でも売って
いる。これはこれで刺激的な街で月に1度くらいなら行っても面白い。本日は、「今日のデンパサール」でした。(^^)ゝ





(左、ドッカルと呼ばれる昔ながらの馬車のタクシー。右、デパートには物があふれている。最近はもう、なんでもある。)

      





(左、街の大きなショッピングセンターにはファーストフードや外国製の化粧品などが並ぶ。右、日本のコミックもインドネシア語に翻訳されている。)

         





(左、私がよく利用するカフェ。コーヒーやケーキのレベルが高い。現地に住む日本人もよく利用する。右、DVDを売る店。最近はどこにでもある。)

              









7月13日
曇りのち時々雨


ウブドウの大きなお寺のすぐ横にとても人気のある「おかゆ屋さん」がある。
と言っても、店ではない。道ばたで道具を置いておかゆを売っているだけだ。
おかゆにかけるソースや野菜や味付け卵がとてもおいしくて、おかゆもあつあつなので
毎日大勢の人が買いにくる。二時間くらいですぐ売り切れる。
今日は取材をかねて「お持ち帰り」をたくさん頼んだ。紙やビニールではなくバナナの葉っぱに包んでくれるのでとてもうれしい。
子供達用に自家製の生菓子も売っていて安くておいしい。これもたくさん買う。
売り切れた後はすべての道具を頭にのせて歩いて家まで帰る。なんともシンプルな商売だ。


                                                                                                             (↓見た目には分かりにくいがいつもお客でにぎわっている。)  (↓味付けたまご付きで25円は安い。ソースがうまいので二杯食べる人がいる。)

      



(↓5種類ほどを適当に入れてもらって20円。けっこうボリュームがある。)










7月8日 曇り時々雨

今日は隣村であるプリアタン村の知り合いのお葬式があった。亡くなった方は王族の人で何度かお会いしたこともある
知り合いであった。さすがに王族だけあって豪華な牛やタワーが作られていた。参列者も多く、賑やかだった。バリ島は世界でも珍しい
公開野外火葬なので腰布をまいてそれなりの格好をしていれば旅行者も見学させてもらえる。バリ人はお葬式でもお祭りのように
威勢良く、儀式をとりおこなう。人生の最後を華やかに、豪華に終わらせてあげようということらしい。同じ時刻に横で小さな
別の家のお葬式もたまたま行われていた。こちらの方は目立たないが、しっとりとした清らかな感じがした。どちらもバリ!である。




(左.亡骸を大きな黒牛の背中に入れているところ。この後すぐ火葬される。右.火葬中)


         






(左.タワーも一緒に焼かれる。右.近くでたまたま小さな火葬をしていた。いい雰囲気で、これはこれで心がこもっていた。)



            









7月3日曇り

今日は久しぶりにラワールの入ったナシチャンプルが食べたくなり市場裏のサッカー場の近くにある行きつけの店に行った。
ブタのラワール、味付け肉、焼き鳥、ゆで卵、腸詰ウインナ―、豆、揚げせんべい、薬味などがご飯についてくる(6000ルピア)
約80円。家でみんなで食べたいので「お持ち帰り」(ブンクス)にしてもらう。ここの店は昼2時ごろまでに行くと必ずラワールが
食べられる。ウブドウのラワール好きのご用達の店だ。10年来の付き合いなのでいろいろ写真も撮らせてもらえた。



家に帰ってバナナの葉っぱを敷いて盛り付けたら美味しそうでしょう。もちろん手で食べます!






(ちゃんとしたナシチャンプル屋さんには必ず焼き鳥がついてくる)







(左が味付けゆで卵、とても美味しい。右が鶏肉を美味しく味付けした物。とても美味しい。豚肉もある)
     





(左がブタのラワール作ったばかりだった。右が焼き鳥につけるピーナッツソース。)

     



(左がピーナッツ。これがあると味が倍美味しくなるから不思議。右は薬味、とても辛いが私はたっぷりつけて食べる。)

     





(お持ち帰りはこのような防水紙に器用に包んでくれる。なじみ客だと、あれこれ注文可能)

     









6月24日曇り後雨
満月(プルナマ)
今日夕方買い物帰りに王宮裏で子供達が踊りの練習をしているのが見えた。。ウブドウはバリダンス
のメッカなので子供達のほとんどはひととおりの踊りをマスターする。後にお寺のお祭り
で踊ることになる。その中でも上手な子は王宮の中で観光客の前でも踊る。子供達の
将来にも繋がる大切な練習なのである。親も子供も結構真剣だ。
今日は満月だがあいにく曇り空だった。なんとかねばって夜の2時ごろカメラに納めた。




(近年踊りを習いたがる子供達は増える一方である。バリダンスは世界的にも有名になった。)

        





(最近はガムラン演奏者グループも女性グループが少しずつ増えている。今日も女性達だった)








(夕方から小雨が振ったりやんだりでなかなか満月が出てくれなかったが、夜中の2時ごろ顔を出してくれた。ほっ。)

                  








6月19日曇り

今日からウブドウの大きなお寺の儀式が始まった。出店もでるくらいの規模だ。私の近所の
小さなお寺ではこのような出店は出ない。期間中夜はもちろん踊りや影絵がある。若者たち
にとってもハレの日だ。子どもたちも外食ができたり、おもちゃを買ってもらえる日だ。





(大きなお寺の儀式の日を子どもたちはとっても楽しみにしている。)

     




(おもちゃ屋さんもでる)

  





6月9日晴れ

息子の4コマ漫画に影響されて、私は、今日、昼のパサ―ル(市場)に出かけてみた。
彼の言うとおり早朝の「市場」の顔とは全然違う「土産物屋さん」の顔がそこにはあった。
少し寂しいが、彼らにも生活がある。この二面性こそが今のウブドウを見事に表している。




(↓朝は同じ場所に、肉,野菜,果物,魚,穀物などが所狭しと並ぶ)

       






       













5月30日晴れ

ここ1週間ほとんど雨が降らない渓谷の緑も少し元気がない。そろそろスコールが欲しいころだ。
夕方、なじみの画材屋に買い物に行く途中久しぶりにバイクの4人乗りを見た。最初は3人乗りだと思って気に求めなかったのだが
よく足の数を数えると蛸のように8本あった。幼児を入れての4人乗りは今でも時々見るが、女子中学生風2人と小学生1人と
おじさんの合計4人はなかなか根性がいる。さすがにスピードは出せないらしく、それゆえ助手席の息子がデジカメにその様子を入れること
ができた。私もバリに住み始めたころバイク3人乗りでシンガラジャやカランガッサムなどに泊りがけで旅をしたものだ。それにしても
最近はバイクの台数も激増して、昔は1家族1台のバイク、だったのが、お父さんは車、息子はバイク、お母さんもバイクというふうになってきた。
もちろんこれはウブドウやクタあたりの小金持ちが住む村の話で、バリの田舎の方やジャワに行くと、不景気とインフレのダブルショックで食
べることでさえひーひー言っている。そういえばウブドウの乞食の数も年々増えている。昔からいるプロの乞食ではなく、本当に食えなく
てどうしょうもなくて流れてきた切実な人たちのことである。バリ人のプロの乞食は元気ですばしっこいが、ジャワやロンボクから
来た本当に食えない人々は遠くを見つめるように虚ろだ。インドネシアの現実はまだまだ厳しく辛い。




(後ろから見ると3人か4人か分からない。横から見るとやっぱり4人!↓)

         









5月22日晴れ

今日はウブドウの「パダン料理特集」です。

今日は久しぶりにパダン料理のお持ち帰りをたのんで家にもって帰って食べた。パダン料理とはスマトラ島パダン地方の
スパイシーな惣菜盛り合わせ料理のこと。私が住み始めた12年前はクタやバイパス沿いに数件あっただけで、ウブドウ
にはなかった。しかし雨後のタケノコのようにあれよあれよという間に増えて、いまではウブドウだけで15件ほどある。
どの店もスマトラ島からの出稼ぎ者たちが資金を出し合って経営している。凝った店はどんどん新しい惣菜を独自に開発
し、バリ人にも人気だ。このパダン料理のいいところは、出稼ぎにきてお金のない人でも注文の仕方によってはとても安く
食べられるところにある。熱々のごはんがベースだが、必ずそれに無料の野菜と香辛料がつき、と魚料理の際のだしを汁少し
かけてくれる。これだけでも十分にうまい!でもそれではいくらなんでも恥ずかしいので彼らはゆで卵かコロッケなどの安め
の惣菜をそえて2000ルピア(25円)を払う。これが一番安い食べ方。すこし懐に余裕のある時は魚や肉のどれかを足す。
これで合計4000ルピア(50円)私は欲張りなので肉と魚の両方を入れてもらう。そうするとだいたい6000ルピア(75円)となり
ナシチャンプルと同じくらいの値段になる。このパダン料理はナシチャンプル同様手でつまんで食べる。手で食べるとフォーク
より1、2倍くらいうまい。昼前と夕方遅くの2回新しい惣菜が出てくるのでちょうどそのころ行くと出来たてが食べれてよりおいしい!
一度好きになるとしばらくは病みつきになる味で、7年ほど前半年くらいずっと1日1食はパダン料理を食べていたこともある。
ここ数年は外食がめっきり減ったので1ヶ月に一度くらいだが、やっぱり美味しい!特に出来たてはとても得した気分になれる。
自分の好きな惣菜を自由に選べるのでベジタリアンの外国人や私のような大食いのひとにも大人気である。

ポイントは、人気のある店を狙うことと作りたての時間を狙う!


(↓外からでも惣菜が見えるようになっている。    ↓子供に人気のいもコロッケ。     ごはんについてくるサービスの野菜煮↓)

      



(↓厚揚げ豆腐と 揚げ大豆せんべい↓このへんは安くて栄養がある)

         




(↓味つきゆで卵人気がある。       小海老の揚げ物も人気がある↓)

      




(↓マグロのツナ煮。     ↓鶏の焼いたもの。    鶏の揚げたもの↓     この辺は不変の人気)

             



(↓超スパイシー鶏料理↓  ドジョウのから揚げ。コリコリして美味。  なまずのから揚げ。私の大好物!作りたてはゴツウマ↓)

          




(いろいろな海の魚達のから揚げ。これもカリカリして美味しい)

                





(↓バリ人はあまり食べない牛肉。   この野菜はサンバルといって香辛料代わりにごはんにそえて食べる。これは無料。↓)
 
         




(左が魚ソース、右が肉ソース。ごはんにすこしかけてくれる。魚ソースがゴツウマ。無料)










5月14日晴れ時々曇り

今日はウブドウの屋台特集です。

 今日はウブドウ一帯のおもな屋台を取材してみた。やはり一番多いのは「バクソ」という肉団子春雨スープ屋
二番目に多かったのはあげ豆腐屋、その次はココナッツジュース屋、焼き鳥屋、とうもろこし売り、などなど。途中で
きりがないので打ち切りったがまあ、いたるところに屋台があった。どの細道も50メートルに一台はあるなあ
という感じ。私の大好きな甘い豆スープの屋台には今日は遭遇しなかった。移動式ではないが揚げバナナの店は
いつも大人気だ。私も取材そっちのけで揚げたてのほやほやを家族の土産にたくさん買い込む。揚げたてはゴツウマ!
                      

                                                                                                                        (↓おなじみの肉団子春雨スープの「バクソ」  ↓これもみんなが大好きココナッツジュース「エス.クラパムダ」↓山羊の串焼き「サテ.カンビン」 )                                                                
        



  


(↓トウモロコシ売り「ジャグン」 揚げバナナを揚げたところ。「ピサン.ゴレン」↓)

              






(↓私も今日も買ってしまいました。息子が大好きな揚げバナナ、「ピサンゴレン」の屋台。↓鶏野菜入りラーメン「ミー.アヤム」)

               




(↓昔はよく食べた揚げ豆腐とおもちのもやし和えピーナッツソースがけ「ターフ.ゴレン」 ↓おなじみ焼き鳥「サテ.アヤム」)

                    




(↓大人にも子供にも人気のフルーツサラダ屋)









                                                                                                             
5月9日曇り時々晴れ


今日は買い物の途中でオート三輪をひさしぶりに見た。一昔前までデンパサールで乗合タクシー(べモ)
として活躍していたが今は島中どこを探しても現役車は見つからない。もちろんこのオート三輪も廃車になって
ここに置いてあるあるだけだ。しかし懐かしいバリを思い出させてくれた。近くには中学校があって子供達が
下校中はしゃいでいた。バリは子供の数に学校の施設が追いつかず午前と午後の2部制になっている。午前中
中学校で午後から高校とか、午前中小学校で午後から専門学校とかめちゃくちゃである。プールも体育館も
講堂も給食も部活動もなにもない。しかしゆったりしていてそんなもんだと思っているのでそれはそれで
気楽そうでよい。当たり前だが校内暴力や学級崩壊はほとんどない。日常の中で欺瞞や抑圧が少ないからだ。



(↓懐かしいオート三輪。なんか面白いからここに置いてあるんだろう。↓この中学校も午前中は小学校)

        







5月3日晴れ

明日はクニンガンだ。
先日のガルンガンは善が悪に勝利した日とされ、神様が世界を創ったことをお祝いして地上に降りてくる日で、
そして10日後神様が天に戻る日が、明日クニンガンだ。この日も厳かに島中でお祈りする。それで今日も儀式料理
のラワールが作られた。私達にもまたまたおすそ分けがあり今日もありがたく堪能させてもらいました。午後からの
日差しがとても美しい日で私の家の門の前の小道で子供達が木のつるを利用してブランコ遊びをしていた。私の
家の前は子供達のかっこうの遊び場となっていてミニオゴオゴを作ったり、追いかけっこをしたりしている。





(↓家の前の木漏れ日のある小道と木のつるで遊ぶ子供達)

      





(アグンライの家を通り抜けて土の塀があるこの道を通り、大きな道に出る。)

      







4月30日晴れ時々曇り

最近は野菜を買う時有機農法を意識して店を選んでいる。バリは日本と比べてまだまだ農薬や化学肥料
は普及していないが、それでも少しずつ使用頻度は年々広がっている。それで無農薬有機農法栽培の野菜や
卵、それらを使った手づくリのパン、ケーキ、お菓子、スパゲティ、豆腐、乾燥ハーブなどを専門に扱っている
店がウブドウに昨年誕生した。外国人2人とバリ人の共同経営で、ウブドウに住んでいる私のような外国人
に大変人気がある。品揃えも豊富で、コンセプトもしっかりしていて、こちらも信頼している。ふつうの食品より
2割がた高いが味はもちろん良い。今日も手作りのクッキーやスパゲティを買いに行った。この店のココナッツ
がたっぷり入ったクッキーとベーグルは絶品。しかしもちろん市場で売られている野菜もまだまだ味が
濃くて美味しい。米も日本のブランド米よりも味が濃い。ただし米はいいものをよく選ばないといけない。
食材選びもなかなか年季がいる。


(↓手作りのパン、お菓子が並ぶ。もちろん無添加食品。 豆腐、豆乳、ヨーグルト、なども自家製↓)

            




(↓このカッテージチーズは私の家で作ったもの。家で作るとやっぱり美味しい。)










4月26日晴れ
満月(プルナマ)

おととい,昨日とガルンガン名物「ミニバロンダンス」がどの村でも見られた。子供達は友達同士でグループ
を作り、家々を回っていく、家の門の前で5分ほどガムラン演奏にあわせて踊ってはおこずかいをもらい
次の家に行くのだ。日本の正月の獅子舞のようなもの。近年はたくさんのグループがいろいろなバロンを
作り、競い合っている。小さいながらもなかなかアイデアいっぱいで踊ってより多くのおこずかいをねらう。
家々の内寺ではこの期間中きれいに飾り付けをしてご先祖さんを迎える。日本のお盆とこの辺は同じである。
今日はそれに満月が重なった。本当に美しい月だった。息子がデジカメで私の背後から撮ってくれた。




(↓村々で繰り広げられる子供達が主役のミニバロンダンス↓)

        




(↓私の友人のアグンライ.ブデイアルタの家の内寺)

           




(↓夕方遅く月が渓谷の向こうに出た!きれいな満月だ。26日)






                                                                                  








4月24日晴れ

今日はバリ先住民の村である、バリ島東部の村、テンガナン村にスケッチに行く。
この村は「グリンシン」という「たてよこ絣」の織物を織る村としても有名である。
グリンシンは、ハンドスパン、草木染め、の「たてよこ絣」で長い時間をかけて染め、そして織り上げる。
ウブドウあたりと全く村のありかたが違い、独特の雰囲気がある。ちょっと怖い感じ。
この村は宗教や風習が独特だ。結婚も外の村人とはできない。だからみんな血が濃くなっている。
そういう意味ではとてもエキゾチックな村で私の絵のモチーフにもたびたびでて来る。



(↓なんともいえない独特の雰囲気を持つバリ先住民のテンガナン村)

      


(東南アジアで唯一のたてよこ絣ダブルイカット。名をグリンシンという。染に7年かかる。)

      






4月20日晴れのち曇り

今日ではないが、先日ウブドウ中の人々がギャニャールの海岸に新年のための儀式をするために集まった。
バリは小さな島なので、どこに住んでいても海岸までは車で30分はほどで着く。観光客にとって海と
言えば、クタや、サヌールが、有名だが、ウブドウの人たちにとって海と言えば
このギャニャールの海なのだ。もちろん、観光客はいない。



      












4月11日晴れ

明日はいよいよオゴオゴの日だ


今日は、ウブドウ中心部のほとんど全てのオゴオゴを取材。どれもこも
も村人が総出で作り上げた力作だ。明日夕方これらのオゴオゴは大勢
の若者達の手によって村中を練り歩き、家々の厄払いをする。今日の
写真はそれぞれのオゴオゴの晴れ姿。明日は私も大変だ。そして、
あさって13日は、新年であり、「静寂の日」であるニュピである。




(↓オゴオゴの下にもう一人オゴオゴができた。凝っている。↓麒麟のようなスマートで美しい色が特徴)

    


(↓黒牛のような肌と、黄金の飾り物が上手くマッチして美しい。  ↓昔ながらの正調オゴオゴ足の上げ方が迫力)

    


(↓孫悟空を真似た背の高いオゴオゴ。よく見ると小さな動物が何匹かくっついている。  ↓顔の微調整をする若者達)

    

(↓オゴオゴを乗せる竹の担ぎ台を作る村人達  ↓ニュピを歓迎する垂れ幕も張られた。)

    





4月7日晴れ

王宮近くのオゴオゴに顔が着いた!そうとう迫力が出てきた感じだ。大晦日まで後5日いよいよ
秒読み段階に入った。どの村のオゴオゴも仕上げの段階に来ている。それぞれに味があり甲乙
つけ難いが大きさと迫力は王宮近くの写真のオゴオゴかな。久しぶりにバリに来た友人といっしょに
レストランで夕食を食べる。ウブドウで外食するのは久しぶりである。凄く美味しかったがやっぱり
自分達で自炊した方がリラックスできる。何よりもおかわりができる。外食はおいしいが量が少ない。




(↓遂にオゴオゴに顔が付いた。)    (↓横からの方が迫力がある!)                                                                              

     






4月4日晴れ後曇り

私のギャラリーの横にはよろず屋がある。バリでは、このよろず屋のこをと「ワルン」と言う。
山奥にも僻地にも必ずある。日用品は一通りそろっている。ワルンには茶店の役目もある。
田んぼ仕事を終えた人たちが、ホットコーヒー(バリコーヒー)とローカル菓子で歓談する。
彼らにとってこの時間は一日の内で最も心が開放される時間だ。取材中ギャラリーの前に
バクソ売りの屋台が止まった。バクソとは肉団子と春雨が入ったスープのことで、こちらの方も
バリ中どこへ行っても遭遇する。あとをひく味なので人気は昔から衰えたことが無い。
このような屋台は、バクソの他に、おかゆ、甘い緑の豆ぜんざい、果物サラダ、揚げ豆腐、焼き鳥
などなどバリエーションに富んでいる。ちなみに、私は、揚げ豆腐と豆ぜんざいに眼がない。
帰りに、アグンライ.ブディアルタの飼っている豚たちを覗く。3週間後に迫ったガルンガンの日の
重要な食材だ。少し可愛そうな気もするが、食欲が勝つ!彼らのナマ肉を薄くスライスし、香辛料
と混ぜ合わせた儀式料理「ラワール」は、なれると夢にまで出てくる絶品である。ガルンガン
(4月23日.24日.25日バリのお盆)が待ち遠しい。


(↓ギャラリーの横にあるワルン)                    (↓バクソ売りの屋台)                 

     




(↓アグンライの家の豚君たち)








4月1日曇り時々雨
昨日はスコールがあった。緑が生き返った感じ。

いよいよ4月に入った。今日からオゴオゴが外に移動した。屋根より高いからだ。そうとう迫力が出てきたぞ。
村中練り歩くのは4月12日大晦日の夕方5時から夜まで。そのあと一気に燃やされる。こんなに一生懸命作って
いるのになんと短い一生なのだろう。できあがってたった数日の陽炎のような命である。昨日はスコール、
今日も小雨、ツーリストの方には悪いが、私は雨のウブドウがやっぱり好きだ。丘の色、林の色、田んぼの色が濃い。


    (↓遂に道でオゴオゴが作られ始めた)     (↓完成間近の大きなオゴオゴ。血管や筋肉まで描いている)                                            
                             

            





3月29日晴れ
もう1週間スコールがない。
昨夜は満月(プルナマ)だった。

今日からタバナン地方の古いお寺の大きな儀式が始まった。バリヒンドゥの総本山であるブサキ寺院の弟分の寺で、
由緒正しいらしい。それでウブドウの人たちも昨日から自宅の前にペンジョールを立て掛けている。これが掲げられると
いかにも村全体が華やいで私はテンションがハイになる。バリのお盆にあたる「ガルンガン」の日もこのペンジョ―ルが
村々を美しく飾っていく。オゴオゴ作りもいよいよ色塗りの段階に入ってきた。オゴオゴ制作のための寄付金も続々と
集まってきている。みんな本気なのだ。ボルテージが村々で上がってきた。今年はなんと新年にあたる「ニュピ」の日と
お盆にあたる「ガルンガン」が同じ4月にあり、バリ人にとってはもう大変な月になった。私は外国人なので「ラワール」が
食べれる。と喜んでいるだけだ。お気楽である。ラワールとは豚や鴨の生肉を薄く千切りにしたあと香辛料をまぶして食べる
究極のバリ儀式料理で、早朝4時ころ豚を解体し、みんなで午前中で平らげてしまう。この作業は全て男達によって行われ、
女の人たちは他の料理を作る。とても辛くしてあるので慣れないうちはたくさんは食べれないが、慣れると病みつきになる。
あまり美味しいのでラワール専門のナシチャンプル屋さんもあるくらいだ。私も豚や鴨を見るとよだれがでるくらい好きだ。
あつあつのごはんと一緒に手で摘まんでガツガツ食べる。もうこの世の極楽。おかわりは1回だけがマナーなので意思力がいる。





(↓自宅テラスから見た満月3月28日)







(↓私のギャラリーの前にあるペンジョール 大きな儀式の日なので車の中にもお供え物がある↓)。

       




(↓王宮傍のオゴオゴ。ついに色塗りまで進んだ。)

   





(↓オゴオゴ制作のための寄付金表。たくさんの店や人がスポンサーになっている。↓パダンティガルのオゴオゴもかなり進んだ。)

           









3月25日晴れ

ここ4日ずっとスコールがない。いよいよ雨季があけるのか。嬉しいような寂しいような。雨上がりの渓谷の美しさは格別だからだ。
今日はウブドウの中心地区のパダンテイガルでオゴオゴを取材。王宮そばのオゴオゴなみの「でかさ」だ。なかなか気合が入っている。
その作業場の横で100人くらいのおばさんたちがレオタード姿!でエアロビクスをしている。これは2年前から恒例になっている催しで 
  おばさんたちにはとても人気がある。普段水汲みや家の重労働で勝手に体を鍛えているので動きに変にキレがあってなかなかのもの
である。去年まではレオタードよりもトレパンのひとも多かったが、今年はさすがにみんなおニューのレオタードでがんばっていた。
動きも去年のようなぎこちなさはなく運動能力はたいしたものである。前で踊っているインストラクターの男性はとても踊りがじょうずで、
インストラクターの能力も鍛えてあって頼もしいのだがコスチュ―ムはなかなかぶっ飛んでいた。(笑)うーむ。バリ人侮るべからず。
オゴオゴとエアロビクスの取り合わせはめちゃくちゃのようではあるがパワフルなウブドウの人たちを象徴していて良い!
何でも受け入れる「ティダアパアパ」の彼らの人生そのものだ。これだからウブドウ生活はおもしろい!
私の近所のミニオゴオゴも随分出来上がってきた。雨が降ると濡れるので、今は近くの車置き場で仕上げているようだ。



(↓エアロビクスをするパタンティガルのおばさんたち↓)                                                                                    
                                                                      



(↓パダンティガルの巨大なオゴオゴ)       (↓私の近所のミニオゴオゴ)                                                                                        

   








3月22日晴れ

バリ日記にも書いたがいよいよ大晦日の日の厄除け神輿「オゴオゴ」作りが各村で始まリはじめた。私の家の前でさえ子供達が
「ミニオゴオゴ」を作っている。案の定デジカメをむけるとわらわらと群がってきた。本当にウブドウの子達は人なつっこいし、
すごいパワーをもっている。まあまあ上手に作っている。うまくいくときもあるし、途中でぐちゃぐちゃになるときもある。
なんせ子供だからね。
すごいパワーというとここの植物もすごい生命力だ。家の鉢植えの植物は鉢を越えてどんどん増殖している。恐ろしい。

(↓写真左、オゴオゴを作る子供達、中央、わらわら集まってくる子供達、写真右、脅威の植物と私)

      








3月19日曇りのち雨

今日は午後からスコールがあった。夕方ようやくやんだが自宅近くの川がすごい増水をした。轟音が今も続いている。
テラスの花が咲いた。色はきれいなピンク。後ろに見えるのは友人、アグンライ.ブディアルタが制作した彫刻。
夕方から彼の家で儀式があったが小雨が降り止まずみんなずぶ濡れだった。

(↓画像説明。一番左は自宅近くの川が増水した写真。真中はテラスのピンクの花。一番右は雨の中の儀式。)

    








3月17日晴れ時々曇り

今日は午後から宮嶋の個展会場のアマンキラに行く。その後、海岸で遊ぶアマンキラのメインプールからの眺めはバリ一だ。
アマンキラはウブドゥではないが、とても美しいホテルなので、「今日のウブドゥ」に掲載しました。

(↓画像説明。左は、海岸で遊んだ写真、真中は、アマンキラのプールサイド。右は、個展会場の正面からの写真。)

    








3月17日晴れ時々曇り

今日はウブドゥのス―パーマーケットに日本食の材料を買いに行った。去年からこのスーパーには日本食材が入り
重宝している。今日は納豆とのりときつねうどんのための麺と薄揚げを買う。帰りにウブドゥの王宮のところで写真を撮る。
今年に入って、日本人観光客がずいぶん増えたようだ。

(↓写真左から、スーパマーケットの正面・日本食の棚の一部・王宮の正面。)

    








3月14日晴れ

今日は晴れまくった。まだ雨季だが時々このような日がある。家の前の丘に川伝いにトレッキングする。
登り終わったらそこは一面に広がるライステラス。吹く風が心地よい。後姿の人は10年来の友人アグンライ.ブディアルタ。
夕方から彼の家で誕生日の儀式のためのワヤンクリット(影絵芝居)があった。(写真真中)。そして彼の家寺の中(写真右端)

      







3月13日晴れ時々曇り

雨が降らないかぎり自宅近くで風景画を描く。夕方とても美しい光だったので今日は自宅近くの風景を採用
夕方遅く霧が出た。夜はこのあたりを蛍がたくさん飛ぶ。満月は向こうの丘の上にでる。(↓画像は丘の風景)

    








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